製品レビュー

コスパ抜群のスマートウォッチ「Fitbit Versa 3」を徹底レビュー

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健康管理の為に、24時間フルタイムでずっと自分の体調を記録することは今や当たり前に出来る時代になりましたね。お手軽に使えるので、体調や運動の記録にスマートウォッチを利用しているという方はとても多いのではないでしょうか。

かくいう私もスマートウォッチ愛用者の一人で、今回、新しいスマートウォッチを購入しました!

ヘルスケア製品の大手メーカーFitbitが送るオシャレな健康管理用スマートウォッチ

Fitbit Versa 3」を徹底レビューします!

結論から知りたい人はここを見て

結果だけ知りたい!という方へクイックレビューを下にまとめます。

 

ここが良い点

  • 触り心地の良いバンドと軽量な本体で装着感バツグン
  • 6日間連続稼働の長寿命バッテリー
  • オンでもオフでも使えるオシャレなデザイン
  • エクササイズのトラッキングが出来る
  • 着用して寝るだけで睡眠の長さと質を自動記録

ここがいまいち

  • 画面を戻す為のフリック操作が反応しないことがある

個人的にFitbit Versa 3には大満足しているので、今ひとつな点はあまり思い浮かびませんでした。

フリック操作が反応しないことがあるといっても、ゆっくり指を動かせば問題なく動作するので、実用上あまり問題にはなりません。

開封の儀

まずは、製品レビューには欠かせない「開封の儀」から。

パッケージ写真がこちら。

パッケージ

△ パッケージの見た目は高級感がありますね。私が購入したカラーはOliveです。

開封して中身を取り出すと、白い化粧箱に入れられたFitbit Versa 3がお目見え。

△ 中央がベルト装着済みのFitbit Versa 3 本体。左は充電器、右はデフォルトより長めのバンド。ディスプレイには保護シートが装着されています。

化粧箱から全ての内容物を取り出した写真がこちら。

化粧箱の内容物全て

△ 右上の2つの紙はクイックスタートガイドと取扱説明書

内容物はこれで全てです。

Fitbit Versa3の外観

Fitbit Versa 3のカラーバリエーションは、オリーブブラックミッドナイトピンククレイシスル、の5色です。

Fitbit Versa 3のカラーバリエーション

△ブラックのみ縁取りカラーが黒色になっており、ディスプレイ部分以外がブラックで統一されます。

本体の外観を見ていきましょう。

Fitbit Versa 3の全体写真

△Fitbit Versa 3本体の写真

ディスプレイは角に丸みを帯びた正方形で、見た目に柔らかい印象を受けます。オンでもオフでも使えるオシャレなデザインですね。

ゴールドの縁取りが良い差し色となっており、さりげない高級感を醸し出しています。

ディスプレイ周りの主張が激しいと思われる方は、本体カラーはブラックを選択すれば、縁の色も黒色になります。

次に、ディスプレイの裏面です。

△ ディスプレイの裏面

中央に心拍測定用のレーザー射出口があり、それを囲むように充電用端子があります。端子がむき出しになっていますが、Fitbit Versa 3の防水性能はIP X8の防水性能となっており、水深50mでの使用に対応しているので、水がかかる程度のことは気にする必要もありませんし、水中での使用も全く問題ありません。

Fitbit Versa 3のバンド

△一番右のバンドは通常より長いバンド(付属品)

バンドは光沢のないマットな質感で、装飾は一切無いシンプルなデザインです。

上の写真にも写っていますが、スタンダートタイプより少し長いバンドが同梱されており、こちらも本体カラーに合わせた色で、デザインは同じです。

装着感と操作性

次に、スマートウォッチ選びにおいて、最も重要であると言える装着感について。

Fitbit Versa 3のバンドは全てシリコン製で肌触りが良く、金属部品は全く使用されていないため、長時間着けていても全く違和感がありません。

また、ディスプレイは薄型で軽く、袖に引っかかる事もないので、睡眠時も含めて一日中装着していても窮屈に感じることはありません。着けていることを忘れて、入力前にようやく気づくといったこともしばしば。

Fitbit Versa 3の重量

△本体+ベルトを合わせた重量を測定

バンドとディスプレイを含めた重量は42gと非常に軽いです。実際に装着してみると、ほとんど重さを感じることはありません。

ココに注意

装着感について一つだけ注意点があります。腕に巻く際に、バンドの両端が交差する場所の当たりどころが悪いと、使用するうちに擦れて皮膚が湿疹のようになることが一度だけありました。
装着後、何度かバンドの位置を動かすなどして、違和感が無いかどうかを確かめることをおすすめします。

 

Fitbit Versa 3の操作性

ディスプレイのほぼ全ての操作は、スマホと同じく画面のタッチ・スワイプで行います。

Fitbit Versa 3スワイプ操作

△スワイプ操作の様子

ホーム画面にはデフォルトで現在の時間と心拍数・歩数計が表示されています。この画面はある程度自分でカスタマイズすることができます(後述)。

エクササイズのトラッキングやアラームの設定、タイマー機能等を利用するにはホーム画面を左右へスワイプします。

ディスプレイについて

Fitbit Versa 3のディスプレイは1.58インチです。有機EL採用でくっきりとしたコントラストを実現しており、文字がとても見やすいです。

よく晴れた屋外でも周囲の明るさに負けることなく、しっかりと画面の表示が確認できます。

文字盤をカスタマイズ

Fitbit Versa 3は文字盤(ホーム画面)をカスタマイズすることが出来ます。本体には5つ分のカスタマイズ文字盤を保存しておくことが可能で、本体の操作で簡単に着せ替えが可能になります。

その他、ユーザーが作成した文字盤をダウンロードして自分のFitbit Versa 3に設定することも可能です。

Fitbitアプリを使えばダウンロードした文字盤を本体に送信したり、文字盤の変更を行うことが簡単に出来ます。

Fitbitアプリのデバイス設定画面

△デフォルトで、公式が作成したカスタマイズ文字盤が本体に4つ保存されている

Fitbit Versa 3が出来ること

まず、Fitbit Versa 3に出来ることは非常に多いです。

Fitbitデバイスでは当然に備えている心拍計測はもちろん、エクササイズのトラッキングや睡眠スコアの記録、音楽プレイヤー機能や電子決済等々、その他非常に多くの機能を備えています。

エクササイズのトラッキング

Fitbit Versa 3にはエクササイズのトラッキング機能が搭載されています。

画面を操作し、メニューからエクササイズを選択後、目的のエクササイズの種類を選択します。

その後はエクササイズを実際に行うことにより、自動的に運動強度や心拍数、運動時間が記録されます。

記録内容を見るには、アプリとの連携が必要です。下の写真はサイクリングのトラッキング内容を、Fitbit Versa 3で記録した内容です。

Fitbit Versa 3のエクササイズトラッキングの結果

△30分程サイクリングを行い、トラッキングを行った結果

 

GPS機能によって移動経路や速度、標高などが記録されています。ダイエット中の方には嬉しい、カロリー消費も記録されます。

個人的に「心拍ゾーン」の統計機能がお気に入りです。運動内容が脂肪燃焼にどれだけ効果があったのか、運動強度は適切だったかどうかの記録がひと目で分かるので、運動内容の見直しに効果的に利用できます。

Fitbit Versa 3本体の操作でエクササイズの記録を終了すると、Bluetooth接続されたスマートフォンに自動的に結果を送信してくれます。

アプリは直感的に操作しやすく、連携も簡単なので、エクササイズの内容をすぐに確認することが出来ます。エクササイズの記録は見るだけでも楽しいですね。

睡眠の長さと質を記録出来る

Fitbit Versa 3の機能の一つに睡眠スコアの記録があります。

この機能は個人的にかなり気に入っており、毎日データを記録して睡眠の質を向上させる為に活用しています。

下の写真は睡眠スコア表示画面です。

Fitbit Versa 3の睡眠スコア

時間ごとに、起きている時間やレム睡眠などの時間が記録されます。睡眠の周期が正常かどうかがひと目で分かります。

この機能を利用するために特別な操作は必要ありません。Fitbit Versa 3を身に着けて睡眠を取ることで、睡眠の長さや質が自動的に記録され、睡眠スコアが算出されます。

Fitbitのヘルプページによると、睡眠スコアは起床までの時間・レム睡眠と浅い睡眠の時間、寝返りの勢い等の3つの要素で測定されるようです。

この睡眠スコアは、体感での感想ではありますが、実態がよく反映されたスコアであると思います。

個人的な感想ではありますが、睡眠スコアが高い時は実感出来るほどに体の調子が良く、目覚めもすっきりしていました。対してスコアが低いときは目覚めが非常に悪く、一日を通してパフォーマンスが悪いと感じます。

自分の睡眠の質を測るための指標として、Fitbit Versa 3の睡眠スコアはとても役立つと思います。

ココがポイント

見かけ上の睡眠スコアが高い方は要注意。

睡眠時間が短くても、質が良いとスコアは高めの結果になりますが、詳細を見てよく分析しましょう。質が良くても時間が足りていなかったら片手落ちです。

単独で電子決済対応

Fitbit Versa 3では、Fitbit Payを利用した電子決済が可能です。

Fitbit PayとはFitbit独自の決済サービスで、対応するFitbitデバイスで利用できます。

Sony Bank WALLETをデバイスに設定して使用する形ですが、対応する銀行が少ないという欠点があります。

、日本においては、記事執筆時点(2021/12/26)で、

  • ソニー銀行
  • PayPay銀行

のみが対応しています。

利用を検討されている方は注意が必要です。

Fitbit Payの設定はFitbitのヘルプページを参照ください。

SUICAが使える

Fitbit Versa 3はSUICAカードを登録することで、単独でSUICAによる決済が出来ます。

カード登録の方法はFitbitのヘルプページに詳しく記載されています。

利用する際、本体を操作する必要はなく、改札のIC読み取り機にFitbit Versa 3を近づけるだけで利用できます。

ココに注意

ただし、Fitbit Versa 3本体のバッテリーが無いと利用できないので、注意が必要です。

スマートフォンとの連携

Fitbit Versa 3をスマートフォンとBluetooth接続することにより、音声アシスタントであるGoogleアシスタントとアレクサを利用することが出来ます。

音声アシスタントはあまり利用しないので、まだ試してはいませんが、Fitbitアプリから音声アシスタントの設定を行い、Fitbit Versa 3本体で音声アシスタントアプリを起動して利用します。

他の音声アシスタント搭載デバイスのようにウェイクアップキーワードである「アレクサ」や「OK, Google」などを言う必要はなく、アプリ起動時に自動的に音声認識が開始されます。

その他、スマートフォンの通知をFitbit Versa 3のディスプレイ上に表示したり、Androidスマートフォンとの連携時限定ですが、メールに返信することも出来ます。

まとめ

2万円台で価格で購入できるFitbit Versa 3。同価格帯の他製品と比べて機能と価格のバランスが良く、大半の人が必要とする機能を備えています。

特に、ヘルスケア製品大手であるFitbitの強みを活かしたエクササイズのトラッキング、睡眠スコア機能は使い勝手が良く、健康を目指す方にとっては非常に有用であると言えます。

データ閲覧アプリは直感的な操作性で使い勝手がよく、完成度が高い仕上がりになっています。

ブラック等の落ち着いたカラーを選択すれば、ビジネスシーンでも使えるオシャレなデザインで、公私問わず使う事のできるスマートウォッチです。

洗練されたデザインにより所有欲も満たされ、充電無しで6日間起動できる長寿命設計のFitbit Versa 3は私が自信を持って万人にオススメできる製品です。

多くの人が使って満足の行く製品だと思いますが、この製品の強みをから言うと・・・

こんな人にオススメ!

  • スマートウォッチで健康管理をしたい方
  • オシャレでコスパの良いスマートウォッチをお探しの方
  • オン/オフ問わず普段使い出来るスマートウォッチをお求めの方

以上、Fitbit Versa 3の製品レビューでした。

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